不特定の人が利用するコインランドリーって衛生的にどうなの?

コインランドリーの衛生管理には厳しい規制があり、各自治体で営業指導要領などを定めていて、この基準をクリアしないとそもそも開業することが出来ません。

その意味では、一部の無許可店舗を除いて基本的にはどのコインランドリーも安心してご利用いただけます。

 

ただ一方で、日々の清掃、機械メンテにはそれなりの手間がかかるため、店舗によっては衛生管理や機械整備等が十分行き届いていないこともあるのが実情です。

不特定多数の人が使用する施設であるコインランドリー。より安心してご利用いただくために、今回は清掃や機械メンテが十分行き届いている優良ランドリーの見分け方のポイントをお伝えします。

そもそもランドリー機器の主要部分はステンレス等雑菌の繁殖しにくい素材を用いているのが一般的で、通常の清掃やメンテナンスを定期的に行っていれば、常に清潔に保つことができるといえます。

 

一つ目のポイントは、直前にお客さまが各自で利用された市販のソフターの香りなどを除いて、常時店内のニオイが気にならない店舗であるということです。

逆にニオイが気になる、または芳香剤を使用してニオイをごまかしているような店舗は、洗濯機などの洗浄が定期的に行われていない場合もあるということです。

実はコインランドリーの多くは香料の強い洗剤、柔軟剤を使用していません。清潔なランドリーは 、店内に芳香剤や消臭剤などを使用せずともニオイは気にならないものです。

実際にメンテナンス不足で洗剤カスが洗濯槽内部に残留し、既にカビ臭等の原因となってしまっている店舗は、芳香剤や消臭剤によりニオイ対策を取らざるを得ない状況だといえます。(*マンマチャオではお客様の要望にお応えする形で除菌消臭スプレーを置いている店舗があります。)

 

二つ目のポイントは、コインランドリーの店舗外部にある給排気口付近のホコリの有無です。コインランドリーには必ず大きめの給排気口が存在します。この周辺に多量のホコリが付着しているような店舗があります。

このような店舗は、給排気口と同じように機器内部の清掃が行き届いていない可能性があり注意が必要です。具体的にはガス式乾燥機の手入れ不足で、ホコリでフィルターが目詰まりし、乾燥性能が低下していることが考えられます。

店舗周りの清掃が行き届いている店舗は機器の手入れも十分行われているものです。ほんの少し注意して、賢く優良コインランドリーを利用しましょう。

 

これらの事象は直ちに衛生面や安全性に問題が生じるような状態ではありませんが、お洗濯の仕上がり時間や風合いに違いとなって現れます。ご参考としていただければ幸いです。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です