今回は、ふだん家事の大半を奥さん任せ、お母さん任せの長野の男性諸士に向けてお話したいと思います。
ちまたには「賢い~~節約術」、「みるみるお金が貯まる〇〇」なる本が数多く存在します。
その多くが光熱費の節約、ムダな出費の削減などを指南したものになっていて、そういった節約本がよく売れるのも事実です。
でもここで私店長は言いたいのです。本当に節約するのはお金だけでいいのですか? なんのための節約ですか? お金の節約自体が目的になっていませんか?
さてここで一つ問題です。
1640円。一体何の値段でしょう。
答え。これは「主婦が考える主婦の時給」なのです。長野の男性諸士、「そんなバカな」と思いますか? でも家庭の主婦はそう感じているのです。
ここでもう一つ問題です。家庭の一日分のお洗濯にかかる光熱費は?
答え。水道料:30円
電気料:2円
こんなものです。
つまり、お洗濯で一番節約しなければならないのは、そう、時間なのです。前述のとおり主婦の皆さんは1時間を1640円と換算しています。
これに文句をつけても仕方ありません。便乗させてもらうのです。聡明な読者諸士はもうお解りかもしれません。
つまり読者の男性諸士が、ふだん奥さん、お母さんに任せきりにしているお洗濯を、代りにやったなら、奥さんお母さんは1時間あたり1640円で喜んでくれるはずなのです。
えっ!? でも洗濯なんてまともにしたことない、ましてやオレにそんな時間もない。ですって?
やれやれ。もうそんな時代は今は昔。平成も終わろうとしています。でも心配いりません。任せてください。いい方法があります。
コインランドリーへ行ってみましょう。そうです、コインランドリーです。
休日に1時間早く起きて、善光寺さんまで散歩するふりをして、お賽銭にしては少し多めの小銭と洗面所にある洗濯物を家族に見つからないように持ち出すのです。そしてマンマチャオを目指してください(赤と緑の看板です)。
マンマチャオに着いたら迷わず「全自動洗濯乾燥機」を探してください。(ふだん洗濯などろくにしたことのない諸士には全自動がおすすめです)
そして洗濯物を機械に放り込み、フタをしてコインを入れれば約1時間後にふんわり乾燥された状態で、出来上がり。(その間1時間はご自由にお過ごしください)
簡単ですよね?
ここでくれぐれも注意です。洗濯物は、たたみましょう。しかも少し丁寧に。これを外したら感謝は半減します。備付けの白い大きめのテーブルでたためば不慣れでもなんとかなります。もう奥さんお母さんの喜ぶ姿が間近です。想像してがんばりましょう。
家についたら・・・。あとはお任せします。